不登校と言葉

2014年6月7日(土)9時~

本日は都内にて不登校のお子さんをお持ちのお母様とのカウンセリングロールプレイに参加してまいりました。カウンセラー役は、自身が発するすべての言葉選び、間合い、頷き、姿勢、場作り、服装、雰囲気作り等に関する、一言一句、ひと動作ひと動作に対して、スーパーヴァイザーより指導をいただくことができます。(なかなか気合がいります(^_^;))

少しでもカウンセラー役が『クライアント』さんではなくカウンセラー自身である『自分』に気持ちを当てると、そのカウンセリングは不適切となります。これは笑いヨガのセッションリードと共通するなぁ、と改めてひしひしと感じました。

さて、『言葉』は時に人を深く傷つけ、時に再起不能にまでし、

一方、『言葉』が心を元気にする、ということも私たちの人生の中で多々あるかと存じます。

体の傷は目に見えるので皆、誰に言われなくても治療したり、手術をしたり、通院したり、入院したり、薬を飲んだり、安静にしたりする。

でも、心の傷に関してはどうでしょうか? 見えない血がダラダラと流れているのにもかかわらず、安易に「がんばれ」や「怠けてるんじゃないの?」などといった言葉をかけてしまいがち。どうか「温かな愛のある言葉」をお近くの方に片っ端から(笑)お掛けいただければと思います♡ これはヨガ哲学や「笑いヨガ」の「評価や批判をせず、ありのままの存在を丸ごと認め、丸ごと愛する」に通ずるものです。

調子が悪い時のあなたも丸ごと大好き♡をお伝えしてゆきましょう!^-^!

さて、笑いヨガにおけるリーダーは、その日の参加者様の雰囲気、顔色、身体的能力、気分、気持ち、感情、息遣い、服装、靴、水分保持されているか、会場の温度・湿度、段差等をしっかりと、しかし、さり気無く、チェックし、肌でも感じ、このセッションをどう進めていくかを瞬時に判断し、リードの言葉を選び、エクササイズの内容、アイスブレーク、休憩の取り方、クールダウンの内容等も随時、多少の変更を加えながら進めていきます。今日はこのやり方で笑わせてやろう!と上から目線、または一方的、または威圧的、支配的なリードであったら、リーダーのためのまるでショーのようになり、参加者さんとのフィット感が生まれず、なんとなく面白くない時間、となってしまうことでしょう。

引き出しをたくさんに❤準備はきちんと❤してゆきつつも、常に参加者さまやクライアントが主役となるような臨機応変で柔軟な発想力が求められる笑いヨガリードとカウンセリング。 ひょっとしたら人生における全ての良好な人間関係にも共通な気も致します。

まだまだ至らない点ばかりですが日々ただただ精進です^-^